小児歯科では、お子様の乳歯や永久歯が健康に成長するようにサポートいたします。乳幼児期は乳歯の生えるスピード、学童期は歯の生え変わりや顎の成長、思春期は歯並びや永久歯の生え方など、その時期に応じて様々な悩みがあるでしょう。
小児歯科に定期的に通っていただくことで適切な状態を維持し、健康的な口元に育つように導きます。むし歯予防の処置も行っておりますので、大切な歯を守るためにも是非当院へお越しください。
学童期の子どものむし歯本数は年々減っており、1984年には平均4.75本のむし歯があったのが、2016年には0.84本と1本にも満たない数になっています。
これは食生活の変化や予防意識の浸透が原因と考えられています。しかしながら、まだむし歯の現象には地域差、個人差があり、完全に予防が啓蒙できていないのも事実です。乳歯のむし歯と永久歯のむし歯には強い関連があると言われています。「乳歯はどうせ抜けてしまうから」といって食生活の見直しやケアをなおざりにしていると、大人になってもむし歯で困るようになってしまいます。お子様には子どもの内に、健康的な食生活と正しいブラッシング、定期検診の受診を身に付けさせてあげましょう。
むし歯発生の要因はおやつや甘い飲み物の摂取回数や歯磨きの方法にあると言われています。特に砂糖は菌が集まったヌメリであるバイオフィルムの基にもなり、むし歯の誘発に大きく関わっています。
そこで、間食に砂糖の少ないおやつやリスクの少ない甘味料を選び、なるべく少ない回数で済ませることがむし歯対策になります。歯磨きについては、歯医者で磨き方を見てもらうことと、小さいお子様に関しては親御さんがしっかりと仕上げ磨きをしてあげることです。
お子様の歯が生えるにあたって、いつ歯医者に通い始めれば良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。せっかく生えてきた歯がむし歯になってしまってからでは、大切な歯を削ることになるため、遅いかもしれません。
乳歯は生後6か月頃から生え始め、1歳半から3歳までの間に全てが生えそろいます。1歳半検診で歯のチェックをしてもらいますが、その前後くらいからフッ素塗布にお越しいただくと良いでしょう。それ以降は定期検診という運びとなります。
生えたての乳歯は歯質が未熟で、まだ組織が比較的柔らかくなっています。そのため、酸に弱く、生えてから数年が経過した歯と比べると、むし歯になりやすい状態にあります。歯医者で予防の処置を行うのはその未熟な歯質を補うためです。アップル歯科クリニックで受けられるむし歯予防をご紹介します。
フッ素は歯磨き粉やマウスウォッシュにも含まれているため、ご存知の方も多いことでしょう。これは正式にはフッ化物といって、歯に塗布することで歯質の強化と殺菌の効果をもたらしてくれるものです。一回で効果覿面ではなく、何度か定期的に繰り返すことで、生えたての歯を早めに強くさせることが出来ます。乳歯でなくてもフッ素塗布にはむし歯予防の一定の効果が認められています。
奥歯のくぼみは複雑な形をしています。食べかすが詰まって取りにくいと感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのまま食べかすが除去されないとむし歯の原因となります。そこで、歯科用のプラスチックで一時的に溝を塞いでしまうという処置がシーラントです。永久的なものではないため、ご安心ください。
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