2021年8月15日 (日)
こんにちは、歯科医師の横島です!
皆さんは、虫歯の神様をご存知でしょうか?
日本には八百万(やおよろず)の神様がいる、と古来より考えられてきました。
虫歯の神様もその一つで、江戸時代から信仰が始まったと言われています。
当時、歯の治療は「口中医」(現在の歯科医のような人達)がおこなっていました。
ただ、麻酔は存在せず、悪くなった歯を抜いて痛み止めに煎じ薬を飲む、というようなものでした。
女性はお歯黒を塗り虫歯を予防しました。
木製の入れ歯もあったそうです!
こうした治療は一部の権力者が受けていましたが、
一般庶民は神頼みをしたり、おまじないをするしかなかったのです。
現在でも残るものとして「上の歯が抜けたら縁の下へ、下の歯が抜けたら屋根の上に投げろ」というのを知っている方も
いらっしゃると思いますが、これは「丈夫な歯に生え変わってほしい」という願いが込められています。
私自身も、数年前に長野県にある戸隠神社へ参拝しに行ってきました。
(特に歯が悪かったわけではありませんが 笑)
戸隠神社は5つの社から成り、
その中の「九頭龍神社」に虫歯の神様である「九頭龍大神」がまつられています。
(戸隠神社←こちらをクリックすると、戸隠神社さまの動画が見られます)
景色も良いし、空気もおいしく
戸隠そばも有名ですので、長野県に旅行の際はぜひおすすめの場所です!
戸隠神社
https://www.togakushi-jinja.jp/
※掲載許可をいただきました!ありがとうございます!
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