2023年2月14日 (火)
「歯ブラシをすると出血する」とご相談いただきました。
拝見したところ、下の前歯6本(左犬歯~右犬歯/3番)の裏側に、汚れが固くなった「歯石」が付いていました。
歯石によって本来見える歯と歯の間が埋まって歯が磨ききれず、歯茎が炎症を起こして赤くなっていました。
歯石を除去することと、正しい歯の磨き方で歯茎の炎症を治すことが必要だと診断しました。
超音波で歯石を除去する「スケーリング」を行い、歯の面と歯と歯の間をきれいにしました。
また、歯ブラシの当て方や、歯と歯の間の汚れを取る「デンタルフロス」、「歯間ブラシ」の使い方をご指導しました。
約1ヶ月後には炎症も落ち着き、歯と歯の間は隙間が見られるようになりました。
患者様には「歯ブラシをしても出血しなくなった」と大変喜んでいただきました。
現在は定期的にメンテナンスでご来院いただいており、磨き残しなどある場合はその都度、磨き方の指導「TBI」を行っています。
多量の歯石除去には痛みが伴ったり、一時的に歯がしみる「知覚過敏」が起こる可能性があります。
■年齢・性別
50代男性
■診療種別
保険診療
■治療期間
約1ヶ月半
■およその費用
歯周病検査と上下スケーリング
5,050円(保険診療 3割)
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